2017-01-25 23:50 [Wed]
Indie Game: The Movie 攻略完
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Steamで売っているコレ。Indie Game: The Movie
http://store.steampowered.com/app/207080
攻略が完了。
プレイ時間は12.9時間。
正真正銘のムービーゲー。
ゲーム要素は指定されたキャラを探すミニゲームのみ。
ゲームはおまけ程度で、ムービーが主になっている。
観るだけのものだと思っていたので、記事にするつもりは無かった。
内容はなかなか良かったと思う。
それぞれのゲーム開発者の苦悩と成功が描かれていた。
本編のムービーを観るだけだと、それなりに感動もある。
しかし、DLCのスペシャルムービーを観ると一転した。
本編は丁寧に日本語対応しており、完璧に理解できる。
字幕が読み切れなかったら、巻き戻す事も出来る。
DLCは日本語非対応。しかし、何となく言っている事が分かった
(英語が苦手過ぎる人は、映像しか楽しめないかもしれない)。
そして、問題のムービーシーンが登場する。
本編の視聴のみだった時は、フィル・フィッシュ氏が作ったFEZに興味を持っていた。
しかし、DLCムービー後はFEZよりも、フィル・フィッシュ氏の方に興味を持った。
氏について調べた結果、感動は打ち砕かれて、フィル・フィッシュ氏のみならず、
Indie Game: The Movieに出演している人たち全てに対して疑念を抱くようになった。
暴言の方にも最初は腹が立った。
日本人が出しゃばって、たどたどしい英語を頑張って話している事。
そして、その反応が馬鹿にされているように感じた事。
ああいう場に行くのならば、もう少し達者な英語を使って欲しい。
返答の意味が理解できずに、頷いているだけに見えてしまった。
実際は理解していたのかもしれない。
悪意のある編集だったのかもしれない。真相は謎だ。
そして、Indie Game: The Movieに出演したメンバーたち。
(Super Meet Boyの開発者の奥さんは、場違いでは……?)
成功してお金持ちになったのは分かるが、天狗になり過ぎではないだろうか?
この人たちは本当は何がしたかったのか?
既に目標も、目的も、進むべき方向も見失い、
「金持ちになったから良いやー」
となっているように感じた(その後もゲーム開発は続けているようだが)。
本編ムービーの中で、「日本のゲームはクソ」と言うならば分かる。
「だからこそ、俺は最高のゲームを作るんだ」という動機に繋がる。
DLCムービーでは既に彼らは一定の評価を得た後だ。
いわば最高のゲームを作った後とも言える。
そこで、「日本のゲームはクソ」という発言はおかしい。
確かに日本のゲームの9割以上はクソかもしれない。
実際、現状の和ゲーは、ほとんどがダメダメだと思う。
だが、絶対に1本は最高と思えるゲームがあるはずだ。
既に一定の評価を得た、最高のゲームを開発した人ならば、
次なる目標は、そういう最高のゲームを超える事だと思う。
日本に限らず、国外に目を向ければ、もっと凄いゲームが沢山あるはずだ。
いったい何故、わざわざクソな部分に目を向けて、クソと言うのか。
既に彼らはそういう次元を超えたはずだ。
視線が低い。もっと上を見て欲しい。
そう思って、Indie Game: The Movieに出演した人たちが、ちょっと嫌いになった。
(Braid の人だけは冷静な印象を受けた。この人ならば……?)
……と、長々と感想を書いたが、本当に書きたかった事はココからだ。
ムービーゲーなのだから、ムービーを観るだけで実績が解除される。
と思ったら大間違いだ!そんなIndie Game: The Movie の罠をご紹介。
実績の数が少ないので、丁寧に紹介する。

(1) Feature Complete
本編を最後まで観たら、解除される。

(2) Extra Lives
メニューから選択できるExtra項目のムービーを観る必要がある。
本編のみしか購入していない人が、どうなるかは不明。

(3) Nice to Meat You
本編ムービー中に、メニューから「Team Meat」を選択して、
オーディオコメンタリーを最後まで聞くと解除される。
シークバーを最後の方まで飛ばしてOK。

(4) Teh Internets
これも、DLCが必要なのかな?

Twitter、Facebookボタンを押下するだけで、解除される。

(5) Bonus Levels
メニューから選択できるSpecial Edition項目のムービーを観る必要がある。
DLCが必要な悪徳実績。
本編のみしか購入していない人が、どうなるかは不明。

(6) Behind the Scenes
(3) と同様にディレクターのオーディオコメンタリーを再生すると解除される。
……と書いてあるが、罠だ!私は完全に罠にハマって、解除されなかった。
いくらググっても、解決方法を発見できなかった。
(プレイ時間の大半は、この実績のせい)
[SOLVED] "Behind the Scenes" achievement not unlocking
http://steamcommunity.com/app/207080/discussions/0/540744474713232137/
Unlock "Behind the Scenes" achievement
http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=270381400
そして、上記の英語の情報に行き当たった。
マジ中国人最強伝説。
おま環とか、ggrksとしか言えない日本人よりも、よっぽど優秀。
解決方法は奇妙奇天烈。何故、これで解除されるのか見当が付かない。
よくこんな変な方法を試したな。お得意の解析でもしたのだろうか。
Indie Game: The Movie とは言え、ムービーゲーにまでバグを仕込むなよ。
インディーズにはバグが付きものという皮肉?
一応、手順を日本語で書くと以下になる。
1. - "Indie Game: The Movie"を終了する。
2. - Director.mp3 を削除する。
ライブラリにある Indie Game: The Movie を右クリックしてプロパティを開く。
ローカルファイルのタブに移動する。
「ローカルファイルを閲覧...」をクリックする。
data > commentary と移動すると、Director.mp3 がある。

こいつを削除する。
3. - 同じフォルダ内の TeamMeat.mp3 の名前を、Director.mp3 に変更する。
4. - 本編ムービーを再生する。メニューからディレクターのコメンタリーを選択する。
もちろん再生される内容は、TeamMeat のもの。
あとは、シークバーを最後の方まで飛ばしてOK。実績が解除されるはずだ。
解除後は、気になる人はファイルを復活させよう。
ライブラリにある Indie Game: The Movie を右クリックしてプロパティを開く。
ローカルファイルのタブに移動する。
「ゲームキャッシュの整合性を確認...」をクリックすると、
ダウンロードが始まり、ファイルが正しい物に戻る。

(7) Game Master
タイトル画面の電線に垂れ下がっているコントローラーをクリックすると、ゲームスタート!
完全制覇すると、実績が解除される。
一番のムリゲーかと思いきや、カンニングペーパーのおかげで制覇できた。
Indie Game: The Movie: The Game: The Guide
http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=163690611
「Ctrl+F」で検索しながら、プレイしよう。
ゲーム画面の小窓化推奨。フルスクリーンでプレイすると間に合わない。
何度かトライしているうちに、クリア出来るはずだ。

なかなか達成感があった。
実は全てのキャラクターをクリックする必要はない。
途中で100%になる。
不正解だと残り時間が減り、正解だと残り時間が増える。
焦らずに、慎重にクリックしよう。
ムービー本編に登場するキャラクターは分かる。
あとBastionや、Castle Crashers、Minecraft、Samorost 2、Slender、
Spelunky、Super Hexagon、などは知っていたので何となく分かる。
Terraria、Hotline Miami は名前を知っているのに、分からない。
ちょっとデフォルメが効き過ぎでは無いだろうか。可愛いけどさ!
Bastion、Spelunky、とプレイ済みのタイトル名を聞いて驚いたけど、
すぐには発見できなかったよ。
以上で、おしまい。全ての実績が解除できるはずだ。
ムービーを観て終わりだと思っていたので、思わぬ苦労をさせられた。
Spelunky の開発についても少しだけ見る事が出来たのは嬉しかった。
Bastion を開発している Supergiant Games が好きなので、
特集してくれないだろうか。
Bastion や、Transistor の裏話がとても聞きたい。
幻滅するような内容だとしたら、、、怖い!やっぱり聞きたくない!!
金は人を変える。何も宝くじに限った話じゃないと感じた話であった。
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