2016-10-24 22:29 [Mon]

シン・ゴジラ感想の続きなど

    » 映画
    下記記事に書いた雪が、家の窓から見える範囲では全て融けた。

    雷、アラレと天気が悪い
    http://dqx11.blog81.fc2.com/blog-entry-604.html

    家から少し離れて、他の場所を見ても雪が見つからない。
    全然陽が当たらないような場所にだけ、ほんの少し残っている程度だ。
    基本的に10度以下、7度前後の気温が続いている。
    天気が悪く、雨が降ったり止んだりだ。風が強かったりもする。
    一方で25度を超える場所が日本国内にはあるのだから、やっぱり凄いと感じる。
    北海道って寒いんだな……。


    少し時間が空いてしまったが、シン・ゴジラで書き残した事を書く。


    以下、続きにネタバレを含む感想。
     




    ネタバレ有りの続き。

    前回は、シン・ゴジラ内の政府についてと、ゴジラについてを書いた。

    シン・ゴジラ を映画館で観た
    http://dqx11.blog81.fc2.com/blog-entry-603.html

    今回はまた別の話をちょっとだけ。

    庵野秀明が監督だった事もあって、やたらとエヴァと比較されるシン・ゴジラ。
    私はエヴァの新しい方の映画?をテレビ放送していたら、観るようにしている。
    未だにエヴァが良く分からないからだ。
    エヴァの魅力に気が付きたくて、映画がテレビ放送するたびに観ているのだが、
    未だにやっぱり良く分からない。エヴァについては、その程度の知識しかない
    (序破Q全てテレビでやっていたが、運悪くQだけ録画ミスをして観ていない)。

    そんな私でもシン・ゴジラでは気が付く場面があった。音楽だ。
    なんとなくエヴァっぽい音楽が何度か流れる。
    なるほどなーと思った。
    それだけだ。

    シン・ゴジラを鑑賞後にネット上の感想をいくつか検索していたら、
    エヴァファンの感想を見付けた。
    エヴァファンからすると、さらにより多くのものが見えていたようだ。

    石原さとみ、市川実日子が、アスカとレイの関係。
    ゴジラが使徒。
    映画の中に登場する作戦がエヴァのセルフオマージュ。

    これらが、こじ付けに思えてしまった。


    石原さとみの頑張っている英語キャラとか、大統領候補設定とか、
    アスカなのだろうか……?
    そういうキャラであって、アスカとは別に捉えていた。
    そもそもが良く出てくるキャストの一人であって、ヒロインのようには感じなかった。

    市川実日子はオタク気質というか、やたらに早口で難しげな事を喋るキャラであって、
    レイなのだろうか……?
    やっぱり、レイとは別に捉えていた。
    こちらも良く出てくるキャストの一人であって、ヒロインのようには感じなかった。

    じゃあ、ヒロインは誰なのかと言うと良く分からない。
    主人公は分かるが、ヒロインと言えるのかは判断が付かない。
    シン・ゴジラの作品内で目立っている変わった女性キャラであって、
    アスカ、レイとの共通点を見いだせなかった。いまいち納得がいかない。


    「ゴジラが使徒」という意見があった。
    ゴジラはゴジラでは……?
    使徒、使徒、使徒、、、やっぱり良く分からない。
    「庵野秀明監督作品に出てくる敵キャラっぽいのは全て使徒?」
    というぐらい私には良く分からなかった。


    ヤシオリ作戦。名前について唐突感があって、映画を観ていても疑問だった。
    検索すると詳しい話が出てくる。ヤマタノオロチ討伐関係の名前らしい。
    そして、この作戦がエヴァに酷似しているらしいのだけど……。
    よくある作戦じゃね?
    電車を突撃させるシーンはなかなか凄いと思った。
    私にとっては電車突撃シーンのインパクトが大きい。
    エヴァでも同じ作戦があったのだろうか?


    ……と、詳しくないから理解できないだけで、
    エヴァファンが熱狂するのは必然なのだろうか。
    やっぱり分からないよ、エヴァンゲリオン。
    人それぞれの感想があって良いと思う。
    自分が納得できないだけで、そういう見方も出来るのかと勉強にはなった。

    庵野秀明監督の罠とも言える。
    エヴァに詳しくない私のような人からすると、シン・ゴジラだが、
    ファンからすると、エヴァに見えて仕方ないのだろう。
    シン・ゴジラ=エヴァの図式にして、ファンを流入させる!うまい!!


    ラストのしっぽ。
    映画のラストに映るゴジラの尻尾について色々と議論がある。
    私は尻尾だと気が付かなかった。
    ネット上のシン・ゴジラの感想を読んでいくと、頻繁に登場するキーワードで、
    私は何かを見逃したのかと、必死になって記憶を辿った。

    そして、おそらくアレだろうと思い当たった。

    映画のラストに唐突に映る不気味なオブジェクト。
    人間の骸骨っぽいものが複雑に絡み合っていた、何とも言えない、
    ホラーテイストのアレだ。きっとアレの事を尻尾と言っているのだ。

    私にはホラーテイストのリアル調なフィギュアにしか見えなかった。
    「何でいきなりホラーなフィギュアを映しているの?趣味なの?ミスなの?」
    が、私の感想だった。

    そもそも尻尾なのだろうか?ゴジラと独立していたような気がする。
    私が見逃したのか、はたまた別のシーンの事を言っているのか、謎である。
    続編のための伏線なのだろう。ゴジラの尻尾だとしても、やっぱり謎だ。
    何を表現しているのか、さっぱりである。今後に期待!


    海外の評判。
    シン・ゴジラは海外でも公開されたようだ。
    そして評価は思わしくない。完全に価値観の違いである。
    映画内では、日本国内の事だけではなく海外の話も出てくる。

    「かの国」は完全にアメリカの事だろう。アメリカ人は気が付かなかったのだろうか?
    日本人のほとんどは核爆弾に拒否感を持っているだろう。
    だけど、アメリカでは核爆弾についての認識が違う。
    その違いについて、価値観の違いを受け入れられなかったのだろうか。

    日本国内政治ばかりで、ゴジラの登場シーンが少ないのが不満らしい。
    確かに一理ある。高度な政治ギャグは、私も苦笑いだった。
    だけど観ているうちに、なかなか良く出来ている物だとも感じた。
    日本とアメリカの関係について、アメリカがどう思っているのかは分からない。
    しかし「日本ではアメリカの事をこう思っているよ」という貴重な意見の一つであったはずだ。
    それを端にアメリカ批判としてしか捉えられないのは悲しい。
    視聴者全員が同じ感想ではないだろうから、そこが救いだ。
    ただ私が読んだページで取り上げられていた意見だったというだけだ。

    シン・ゴジラを観た人が増えて、さらに色々な意見が聞けるのも楽しみのうちの一つだ。
    考えさせられる良い映画だったと言える。
     

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