2022-03-11 23:13 [Fri]
形だけが残って再スタート、居場所ナシ
» 日記
いつかはその日が来る。小さい頃からお世話になっていた、近所の病院の先生が引退するらしい。
もう80歳を超えて、90歳近い年齢になっていたはず。
主に風邪を引いた時にお世話になっていた。
一番最後に会ったのは確か4~5年前。随分と耳が遠くなっていた。
看護師が通訳に入らないと、スムーズなやり取りが出来ていなかった。
さすがにもう歳だったもんな。誰しも、いつかは引退する。
いつもの病院に、いつもの先生が居る安心感があった。
昔は注射を打つ事になる嫌な場所だった。いつしか頼れる先生になっていた。
ただし、病院自体は閉鎖しないらしい。
40歳代の若い先生が代わりにやってくる。
現在勤めている看護師は生意気なので全員クビ。凄い事をやりおる。
まぁ確かに凄く強気で、ドラマに出てくるような看護師さん達だった。
結果的に、いつもの病院は残るが、中身が別物になる。
知らない先生、知らない看護師。顔馴染みの人が一切、居なくなる。
なかなか寂しいものだよ。
私がたまに病院に行くと、「あら、久しぶりだね。元気にしてた?」
と声をかけてくれた。妹が病院に行った時でも、私の話題が出る程だった
(私は小学生の時、病弱で頻繁に病院に通っていた。かなり顔馴染み)。
でも、今後は知っている人が誰も居なくなるのだ。
自分の事を知っている人、気にかけてくれる人が居なくなってしまう悲しみ。
新しい関係を作っていかなくては、どんどんと孤立していく。泣きそう。
今の生活スタイルだと、私は孤立まっしぐらである
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