2020-09-07 23:21 [Mon]
コナン映画 紺青の拳(フィスト) を観た
» 映画
2020年4月17日に放送された映画。例の如く、妹に誘われたので録画を観た。
映画自体は2019年4月12日に公開されたものなので、1年前のもの。
シリーズ最高の興行収入なのに、こんなに早く地上波初しちゃって良いの?
名探偵コナン 紺青の拳 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E6%8E%A2%E5%81%B5%E3%82%B3%E3%83%8A%E3%83%B3_%E7%B4%BA%E9%9D%92%E3%81%AE%E6%8B%B3
本作は平成最後の名探偵コナンの映画となる
いっつも「シリーズ最高の興行収入」だなと思っていたら、興行収入は93.7億円となり、7作連続でシリーズ最高興収を更新している
7年連続で右肩上がりだったようだ。
良い映画だったけど、「平成最後」が付くと、アレで良かったのかな?とも思う。
舞台が日本じゃない。コナンと蘭がメインじゃない。殺人事件よりもアクション。
コナンは変わってしまったのだ。
Wikipediaの項目が面白いので、ちょこちょこと引用させて貰う。ぴあの調査による初日満足度ランキングで満足度93.5ポイントを記録したが、『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars- III レオ×ユウ×アレク』に敗れ第2位となっている
コナン映画が鉄板過ぎて、何でも1位を取っている印象がある。
上引用文のように書かれると、とても気になる。
女性向けは強い、と言う認識で良い?
チラッと画像検索をした印象で語ると、そんな感じだ。
女性向け映画かと思いきや、性別関係なく楽しめるらしい。
申し訳ないが、入り口である見た目の時点で厳しい……。
漫画のジョジョを見た目(絵柄)で読まなかった、偏見の塊な私に必要なのは、
柔軟性である。コナンを超えるぐらいなので、かなり面白い映画のはずだ。
果たして、私が見る機会は訪れるのだろうか。
またまたWikipediaの項目から引用。Twitterでファンの一部が「コナンを観にいきたい」と投稿すると、匿名のアカウントがリプライで殺人犯の名前をバラすという悪質なネタバレ行為が多発
何となく、この事件を覚えている。そうか、「紺青の拳」の時だったのか。
まぁ、ネットはネタバレの嵐だから、仕方ないね。ネットの使い方の問題だね。
ただ何のメディアにしろ、ネタバレが溢れているので、初見で楽しむ事が難しい。
ゲームの話をすると、まったく関係がない実況動画を見ている時に、
気になっていたゲームのネタバレなサムネが目に入ったりする。
ドラクエ11のラスボス?っぽいのを未プレイなのに、何となく知ってしまったよorz
難しい時代だ。解禁後はネットを利用しない。解禁されたら、すぐに飛びつく。
瞬発力が無いと、有名な作品、話題作を初見では楽しめないのかもしれない。
見ないようにしても、関係ないところで目に入ってしまうからなぁ。
配慮して欲しいけど、無理難題だろう。
少なくとも、私には解決策が思いつかない。頭の良い人、助けて。何とかして。
Wikipediaの項目から引用。これはワロタ。作中でコナンがキッドのスーツケースに隠されてシンガポールへ出国するシーンは、2019年12月に保釈中だった日産自動車前会長のカルロス・ゴーンが無断出国してレバノンへ逃亡した際、「ゴーンは本作を見て手口を真似た」などと中国のインターネットで話題になったという
確かにコナンは密入国していた。
オープニング早々「コナン、やっちまったなぁ!」と、妹と二人で笑っていたわ。
ただゴーンと関連付けて、気が付く事は出来なかった。
そうかー、ゴーンのオリジナル技じゃなかったのか。コナンが先だったのか。
劇中で凄いスーツケースを用意していたけど、
ゴーンはどんな楽器ケースだったのだろうか。未だに謎である。
コナンよりも明らかに体がデカいのに、エスパー伊藤もビックリだよ、ゴーン!
引用からの話題を終了して、本編の話を少しだけしよう。
なかなかぶっ飛んだ内容だった。
コナンの世界観と明らかに異なる、京極さんが面白すぎる。
ストリートファイターだの、スーパーサイヤ人だの、
アクションシーンで格闘するたびに、妹が「コイツやべえ」と言っていた。
恐らく定番の怪盗キッド映画にしようとしたのだと思う。
内容は、完璧に京極さんがキッドを食っている。
しかし、キッドも負けてはいない。さすがのアクションシーン。かっこいい。
コナンの、ドヤ顔セリフにも負けない名言を残しており、
思わず妹が、「キッドかっこいい」と言っていた。
あと少しで妹がキッド様と言いそうだ。
なんだかルパン三世が負けてしまったのではないかと思ってしまった。
毎年やっていたルパン三世に代わって、コナン映画になった?
今回のコナン映画は、ルパンに負けず劣らずだ。
アクションが凄い、スケールが凄い。
怪盗キッドの活躍は、まさに「ルパンかよ」と突っ込むほどだった。
今回の園子は恋する乙女モード。キャラが変わっていた。
いつもの蘭を茶化す園子じゃない!
いざ自分の事になると、まるっきり駄目じゃないか。
園子には、いつもの調子で居て欲しかった。
しかし仕方が無いのか。これが恋する乙女なのか。よ、お姫様!
犯人ネタバレの話題があった事件の方。
わりと犯人は分かりやすかったと思う。
早い段階で、犯人の予想が付き、そして当たっていた。
良く分からない、追い切れていないのは、ちょくちょく日本語な点かな。
序盤は字幕映画ばりに、英語のやり取りが続く。その間はずっと字幕
(声優さんが凄く頑張っていた。苦労話のインタビューとか読んでみたい)。
しかし突然、日本語でやり取りを始めだす。いったい何故?
小五郎のおっちゃん、蘭姉ちゃん、園子姉ちゃん、新一の4人旅だったようだけど、
いったい誰が通訳?どうやって現地人とのやり取りを行っていたのだろうか。
おっちゃんが一人で飲み歩いたり、蘭姉ちゃん、園子姉ちゃんの単独行動もあり、
3人それぞれが英語に堪能なのだろうか。
超頭が良いであろう新一や、大金持ちの園子が通っている高校だ。
かなり偏差値が高いに違いない。優等生っぽい蘭も当然、頭良し。
日本のハイレベルな高校生の英語力とは、果たして?さっぱり謎だ。
おっちゃんは元刑事で名探偵。ある程度は言葉にも詳しい?
外国語のダイイングメッセージを見逃したら、大変だもんな。
シンガポール - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB
いや、そもそも舞台となったシンガポールの公用語って、英語?
Wikipediaによると、英語、マレー語、中国語、タミル語となっていた。
バイリンガルを超えた、マルチリンガルかよ。シンガポールすげえ。
ほぼ全ての人がバイリンガルで、英語が大体通じると言う事か。多文化主義及び文化多様性があり、550万人の人口の38%は、永住者及びその他外国籍の人である。シンガポール人は華人 (74.1%)、マレー系 (13.4%)、インド系 (9.2%) 及びユーラシア人に大別でき、大部分は2言語使用者であり、共通語及び第2母語として英語を使用する。
残りの62%の人にも、英語は通じるのだろうか。
現地人に成りすましたコナン君が、日常的に日本語を話していたのも謎。
そこは英語を使おうよ!もしくはマレー語、中国語、タミル語でお願い!
キッドの変装ではあるが、もう新一本人としか思えない。
それぐらいハマっている変装の名人。
コナンと新一が共演しているようで、嬉しかったね。新一かっこいい!
ネタバレになりそうなので、書かないが、色々と進展があった様子。
映画ではない、本編の話の方も気になるところだ。
テレビスペシャルにして、まとめて放送してくれないか。
それとも私が見逃がしてしまったのか。
最初期と比較すると、本当にまるっきり変わってしまったコナン映画。
コナン映画としては、どうかとも思う。
新しいコナン映画に付いていけない日が来そうな気がする。
でも今回の映画は、アクションシーンが面白くて良かった。ギャグ回な映画だね。
満足度で他の映画に負けてしまったコナン。果たして、8年連続の記録を作れるのか
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