2020-02-01 23:59 [Sat]
残された時間は、あと僅か
» 日記
猫を病院に連れて行ってから、まだ1週間は経っていない。映し出された不穏な影、再び2
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上リンク先の記事から少し経った後、大学病院に猫を連れて行った。ガンだとしても、早期発見。とても小さい状態だ。
まだまだ自覚症状が出るような大きさではない。
足から胸の方に転移したと言うのが嫌なところ。
手術をして物理的に取り除くのではなく、
抗がん剤などの薬で何とかなるかもしれない。
結果的には、手遅れだった。
胸の部分の手術は難しい。やったとしても、治る保証はない。
抗がん剤治療は、既に出来てしまった腫瘍には無力
(じゃあ、個人病院の方で様子見していたのは何だったんだ?とも思う)。
せいぜい寿命を延ばすのが精一杯。
更には、脇腹の部分にも小さい影が発見された。
がん細胞の増殖が止まらない。
「どうしますか?」
……私には、すぐに答えが出せなかった。分からなかった。
父は「抗がん剤治療だけでもしよう」と考えていた。
母は「自然にまかせよう」と言った。
しばらくして私は父と同じく、「出来るだけの事をしてやりたい」と言った。
しかし、私の中で答えが出るのが遅かった。
両親は既に覚悟が決まっていたのだ。
もう治療はしない。これ以上、苦しませるのは可哀そうだと。
残された時間を一緒に、少しでも幸せに過ごさせてあげたい。
猫の治療費として確保しておいた資金は、今回の診察で丁度すっからかん。
私のポケットマネーから少しずつ援助していた。
完璧に治る事もなく、、、金と時間が失われた。
代わりに余命は手に入れた。
本来ならば、去年の時点で死んでいても、おかしくは無かった。
良かったのだろうか?幸せだったのだろうか?
未だにショックが残っている。私には、まだ覚悟が足りない。
ちなみに妹の意見は、まだ私は聞いていない。
あとで父か母から聞いてみよう。
猫は今のところ元気だ
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