2019-01-22 23:25 [Tue]
よくある今生の別れ
» 日記
人生は出会いと別れで作られている。何処からか侵入してくる寒さ
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寒さのせいでは無さそうだ。久しぶりの寒さで、猫が丸まって動こうとしない。
家の猫が3日間、一切の食事をとらなかった。
食べないので、痩せていく。グッタリとして動こうともしない。
マタタビは食べるものの、いつも食べているキャットフードは食べない。
大好きなオヤツですら、まったく食べない。
食べ物の匂いに釣られて、トコトコと歩いてくるような猫なのに、
ずっと丸まったまま。寝ているか、ジッとしている。
およそ10年間、飼っていて初めての状態だ。
1日ぐらい食事を抜く事はあっても、ずっと食べなかった事は無い。
さすがに「おかしいぞ」となり、今日、初めての動物病院へ向かった。
結果、原因は不明。
問診の段階では内臓の疾患が疑われた。しかし、血液検査は正常。
少し貧血気味な事、トータルプロテイン(タンパク質)が少し多いぐらいで、
他の部分では正常な値であった。内臓関係も歳のわりには健康。
医師いわく、
「食べられるはずなのに、何故食べないのかが分からない」
そんな困った状態だった。
新たに分かった事が一つあった。
まったく気が付かなかったのだが、右ひざの後ろ、ふともも辺りに、
大きなシコリが発見されたのだ。
痛がる様子も無いし、医師ですら気が付くのが遅れた。
レントゲン写真を見ると、はっきりと白い影が見えたのだ。
肉腫。ふとももの筋肉、神経に入り込むような形で存在した。
ニキビのような、皮膚に近い部分にあれば、即日で対応し、
すぐに治す事が出来たそうだが、筋肉に入り込んでいる。
診て貰った病院では、設備の関係で手術が不可能。
良性なのか、悪性なのかすら不明。
そもそも痛みが無さそうな様子が、腑に落ちないとも言っていた。
最悪は右脚の切除。どうするのかは今後、決めていく。
大学病院へ、血液の精密検査を依頼。
まったく軽い話ではなかった。
とりあえず錠剤の抗生物質を処方された。明日、飲ませてみる。
今日のうちは、病院で注射してくれた抗生物質が効いている。
昨日よりは少しだけ元気になったように見える。
家に帰ってきた後、私や両親が見ている間は食事を取らなかった。
明日の朝までに、コッソリと食べていると良いのだが……。
キジトラのメス猫。農家の親戚の倉庫に住み着いていたのを、子猫の時に貰った。
医師の人が言っていたが、一般的な猫よりも体長が小さい。ロリババアな猫。
しかも太っていないので、スタイル抜群の良い女。しっぽが長め。
「こんなに爪とぎが上手い猫は久しぶりに見た」
と医師に言わせる程に、鋭くて凶悪な武器を隠し持っている
(事前に切らなくてスマン)。
基本的に単独行動を好み、抱っこを嫌がる。近くに行くのも、居るのも嫌がる。
だけどもベッドには潜り込んで来るし、人を追いかけ回す時もあるし、
すり寄ってくる事もある。ツンデレ猫。
凶悪な武器を隠し持った、しっぽの長いスタイル抜群なキジトラのツンデレロリ猫。
家族みんなから愛されている猫。
早くご飯を食べなさい!
どうか何事も無く、いつも通りに、元気になりますように
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