2022-06-06 22:45 [Mon]

槍が降る並みに死ねる、危険な天気

    » 日記
    にわかには信じがたい。

    熊谷地方気象台
    https://www.jma-net.go.jp/kumagaya/shosai/chishiki/hyou.html

     大正6年6月29日は、九州から関東にかけての広い範囲で激しい雷雨となり、埼玉県でも北部を中心に落雷、降雹(こうひょう)などにより大きな被害が生じました。

     当時の「気象要覧(中央気象台)」によると、この時の雹の大きさが直径29.5センチメートル、かぼちゃ大、重さ約3,400グラムなどと表現されています。

    突然だけど、やばくなーい?
    何処から仕入れた話なのか、母が言い出したのだ。
    「カボチャと同じぐらいの大きさの雹が降った」と。
    詳しくは忘れてしまったそうだ。そこで検索してみると真実だった。

    リビアに「バレーボール球」サイズの降雹 世界で3つ目(森さやか) - 個人 - Yahoo!ニュース
    https://news.yahoo.co.jp/byline/morisayaka/20201106-00206517

    日本では、空から降ってくる直径0.5センチ未満の氷を「あられ」、それ以上を「雹」と呼んでいます。

    しかし世界に降る雹はそんな小さなスケールでは分類できません。アメリカの気象学会は、10センチ以上の雹を「ジャイアント」サイズ、15センチ以上を「ガルガンチュア」サイズと名付けています。この「ガルガンチュア」という名前は、中世フランスの物語に出てくる巨人に由来します。

    まず1つ目は、2010年アメリカ・サウスダコタ州ビビアンで降った直径20.3センチの雹です。重さは0.88キロに及び、雹が地面に落ちて25センチも穴が開いたと伝えられています。

    2つ目が、2018年アルゼンチン・コルドバ州ビラカルロスパスで降った直径23.6センチの雹でした。

    ちなみに、1917年には埼玉県で直径29.5センチのカボチャ大の雹が降ったという記録がありますが、残念ながら証拠が残っておらず、公式な記録とはなっていません。

    より詳しい情報。
    埼玉に降ったらしいカボチャと同じサイズの雹は、伝説となってしまった。
    公式記録に残っているのは、20センチ前半と言ったところか。
    記録に残っていないだけで、世界を探せばもっとあったのだろう。
    もしかすると、一定の大きさを超えると壊れやすくなるのかもしれない。

    いずれにせよ、死ねるな……。

    雹 - Wikipedia
    http://ja.wikipedia.org/w/index.php?curid=146372

    直径が5cm以上もあるような巨大な雹は落下速度が100km/hを超え、単独でも甚大な被害を出す。自動車のボンネットや窓ガラス、家屋を破損させたり、農作物に大きな被害を与えたりする。大きな雹が人間や動物に当たると怪我をしたり、頭部に直撃した場合には脳震盪を起こしたりして、死の危険性さえある。

    恐ろしや。5センチ越えの雹で殺人級だ。
    つまり20センチなどの伝説レベルの雹は、オーバーキルゥ。
    人が死ぬレベルの4倍のダメージ!グチャグチャになるのかな?

    上リンク先のWikipediaには、日本の記録が8件残っている。
    Wikipediaなので全ての記録が残っているわけでは無さそうだ。
    載っている情報8件のうち、2000年に入ってからの雹害は5件。
    Wikipedia情報を信じるとしたら、最近の雹は大きい事になる。

    火が降っても、槍が降っても、が降っても
     

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