2021-08-29 23:13 [Sun]
心が苦しい、まだ終わった話じゃない
» 日記
やるせない。久しぶりにテレビで鉄腕DASHをしっかりと見た。
父は毎週欠かさず見ている。
私も学生時代たまに見ていたが、最近はチラッと見るだけだった。
鉄腕DASHと言えば、長期間やっていたDASH村。
今は福島DASH村と呼ばれているようだ。
福島原発事故から10年。時の流れを感じる変化を見せつけられた。
10年も放置すれば、さすがに草は生え放題。畑らしさが無くなっていた。
建物は残っているが、荒れ放題。人の出入りが無くなったせいで、湿気が増え、
屋根から草が生えていた。ドアの隙間から見えた城嶋のヘルメットが泣けた。
頑張って作った食器類、持ち帰って家でも使い続けたかっただろうにな。
DASH村に関わった人たちの気持ちを考えると、涙が出そうになる。
近くに行く事は出来る。しかし物に触れる事は出来ないそうだ。
建物のドアを開けて、中に入る事は許されない。
ただただ朽ちた様子を眺めるしか出来ないのだ。
福島原発事故から10年 なお残る影響 - BBCニュース
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-56342997
原発事故から10年がたったが、原発周辺はほぼ当時のままの状態で残され、住民は帰還できていない。関係当局は事故処理の完了まで最大40年かかると予測。政府はすでに処理作業に何兆円も費やしている。
さすがBBC。掲載されている情報が濃いめ。原発事故から10年たった現在も、福島には立ち入り禁止の区域が残っている。関係当局は住民が戻れるよう、廃炉と除染の作業を進めている。
ただ、大きな問題が残ったままだ。放射性物質で汚染された物や燃料棒、100万トン以上の汚染水などを安全に除去するには、今後30~40年間で何万人もの作業員が必要になる。
おそらく的確な情報なのだろう。鵜呑みにはしない。
40年……。TOKIOがDASH村を復興できる日は来ないのだろうか。
福島第一原子力発電所事故の影響 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?curid=2534189
史上最悪の原子力災害とまで言われている。初めて知った。スリーマイル島原子力発電所事故(1979年3月28日)やチェルノブイリ原子力発電所事故(1986年4月26日)に伍する、史上最悪の原子力災害の一つであり、旧ソビエト連邦よりも格段に原発の安全策が講じられていると目されていた日本でこのような大惨事が発生したことは、各国のエネルギー政策に大きな影響を与えた。
まぁ、ウィキペディア情報だけどさ。
福島第一原子力発電所事故 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/?curid=2339185
想定外。予見不可能な津波。しかし検察審査会が2015年7月に再び起訴相当と議決したため、強制起訴されることになり、2016年2月29日に東電元幹部3人が業務上過失致死傷容疑で起訴されたが[300]、2019年に東京地方裁判所(永渕健一裁判長)により、「津波による事故を予見可能だったとはいえない」として、いずれも無罪判決が言い渡された[301]。
最近の異常気象を思うと、いつまた何が起こるのか分からない。
もちろん対策はしたのだろう。だが絶対に完璧はない。
こんな悲しい事が二度と起らないよう、祈るしか出来ないのか。
色々な問題をはらんだ難しい話。いつ自分や身近な人が被災者になるのか分からない