2017-02-15 22:55 [Wed]

ダラっとアニメへの希望

    » 日記
    私はゲームや映画が好きだ。
    漫画に関しては、話題作云々ではなく気になった物のみを読む。
    読書量的に、好きと言える程では無いと思う。

    しかし、アニメには疎い。
    ゲーム=映画>>>>>漫画>>>>>>>>(超えられない壁)>>>>>>>>>アニメ。

    上が、今の私の中での図式だ。いつしか出来上がっていた。
    小学生の頃は毎日のようにアニメを見ていた。
    ドラえもん、クレヨンしんちゃん、ゲゲゲの鬼太郎、ポケモン、
    ドラゴンボール、スラムダンク、キテレツ大百科、名探偵コナン、
    るろうに剣心、ジャングルの王者ターちゃん、ぬーべー、、、などなど。

    妹がいるので、セーラームーンも見ていたし、ドレミちゃんも知っている。
    再放送を見て、らんまや、幽遊白書などにもハマっていた。
    夏休みスペシャルで放送される長編アニメとかも大好きだった。
    ルパン三世はもちろんのこと、ドラゴンボール映画とか、
    内容は覚えているがタイトルが分からない長編アニメなど、
    とにかくアニメばかり見ていた。バラエティ番組よりも、アニメだった。

    しかし、中学、高校、大学と、時が経つにつれて見なくなった。
    現在もほとんど見ていない。
    話題のアニメや、ラノベ原作アニメなど、名前だけは知っている状態だ。
    嫌いでは無いのだけど、何故か見る気がしない。

    そんな私だが、たまには最新のアニメも見る。でもパッとしない。
    思い出補正なのだろうか?昔に比べて、最近のアニメはあまり楽しめない。
    私が歳を取ったせいだろうか?
    茶番劇というか、ご都合主義というか、どうも面白くない。

    アニメの品質もピンキリで、凄く面白い作品と、
    凄く面白くない作品の格差が広がっている気がする。

    毎週放送している凄く面白い最近のアニメを、私は知らない。
    私が知っている一番最近の面白いアニメは、涼宮ハルヒシリーズだ。
    (ハルヒのアニメ放送は、もう8年近く前の話になってしまう)
    最近のアニメを全てチェックしているわけでは無いので、
    見てみれば、きっとハマるアニメはハマる。

    アニメ映画の方が、たくさん見ているので、各作品ごとの差を凄く感じる。
    毎年やっているコナン映画の出来も、同じコナンなのに差がある。
    概ね面白いが、「これはコナンか?」と思うような時もある。
    新海誠さんや、宮崎駿さん含むジブリ作品など、気合や情熱など、
    製作者の凄まじい努力と才能の結晶のようなアニメがある。
    その一方で、とりあえず作ってみたようなアニメ映画もある。

    「金と時間の関係で作れないんだよ!察しろ!!」
    という話をネット上で見てしまった。本当だろうか?
    ジブリ作品は、やたらとお金をかけて作った結果、赤字になったようだが、
    新海誠さんの作品は、ジブリほどのお金をかけていないだろう。

    仕事でやっている都合上、金=時間=人だったりもする。
    いったい、どれだけ安い賃金でやっているのだろうか。
    アニメ製作の現場は、とんでもなく安い賃金だとは聞く。
    しかし、毎週放送アニメとは違い、アニメ映画なのだ。
    スタッフロールの長さも、比べ物にならない。

    テキトウに作ったとは思いたくない。
    金が足りないならば、スポンサーに交渉して欲しいところだ。
    資金不足のせいで、低品質なアニメ映画を連発しても仕方がないだろう。
    製作者は名作を作ろうとしているのかもしれないが、
    どうも出来具合に納得がいかない。(私はスポンサーじゃないけどさ)

    また、製作者は得手不得手を認識した方が良い。
    作れもしないのに、ファンタジーを描こうとしたり、
    シリーズ作品について何も知識が無い場合は、関わらない方が良い。
    チャレンジ精神は大切だけど、多忙のせいか、勉強不足になっている。

    シリーズ作品が死ぬのは悲しい。
    大団円、納得のいくエンディングで終わって欲しい。
    金のなる木の如く、延命処置を永延と繰り返した結果の死ほど悲しいものはない。
    アニメに限らず、どんなものでもね。

    どうも、金が無いわりには商業主義に走っているようにも感じるのだ。
    安い金で低品質な映画を作って、儲けを出すのが最良ではない。当たり前だろう。
    ジブリ作品は新旧を問わず、何度も再放送されている。
    話題の「君の名は」だって、かなりロングラン上映されている。
    きっとDVD販売や、レンタルだって好調なはずだ。
    一方で、低品質なアニメ映画など、すぐに忘れ去られる。
    一部のマニア受けだけで、利益が出せているのだろうか。

    「「君の名は」みたいなアニメを作って」
    というクライアントが最近多いという話を、これまたネット上で見た。
    それ相応の資金は出しているのだろうか。
    日本アニメは世界に通用する、人気、儲かる、と安易な思考でやってないだろうか。
    資金不足で低品質なアニメを乱造しているうちに、日本アニメが失墜しそうだ。

    ハリウッド映画もピンキリだが、日本アニメもピンキリだ。
    そのうえ、日本でウケても、海外でウケない場合もある。
    つまり面白くて売れる日本アニメは、世界的に見ると相当限られるはずだ。
    日本人の私から見ても、実写映画並みに面白いアニメ映画は少ない。
    クールジャパンな日本アニメは、このままだと冷え込みそうだ。


    ……と、連続でイマイチな出来のアニメ映画を見てしまったせいで、
    こんな文章をダラダラと書いてしまった。本当に頼むよ。
    私の趣味に合わなかっただけかもしれないけど、面白くなかったぞ。

    本当に東京オリンピックを気に、色々と日本下げが始まったら嫌だなぁ……。
     

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