2017-02-13 23:59 [Mon]

お兄さんの幸せな勘違い

    » 日記
    今日はショッピングモールで昼食を取った。
    食事が終わった後の移動中に、
    まだ食事中だった小学校低学年?小学校に上がる前ぐらい?の小さい女の子と、
    その母親の2人が座っている席を横切った時の事。

    小さい女の子が、「あ、お兄さんだ」と言った。
    そして母親が、「そうだね、お兄さんだね」と言った。

    !!?

    お、お兄さん!?
    平日の昼間なので、客の数は少ない。
    その時、周りに居たのは私ぐらいだった。
    明らかに、その「お兄さん」発言は、私に向けられた言葉のように感じた。

    まさに不意打ち。別に小さい女の子と、母親の事をジっと見ていたわけじゃない。
    「次にショッピングモールの食事コーナーに行った時は何を食べようか」とか、
    「他のお客さんは何を食べているのかな?」とか、
    「どんなお客さんが、どれだけ居るのかな?」とか、
    色々と考えながら歩いていたので、小さい女の子と母親だけを注目していない。
    小さい女の子というのも、視界の端にチラっと見えた情報だ。

    そんな私に対して、いきなり「お兄さん」!

    やっぱりさ、私はまだ「おじさん」ではなかった。
    「お兄さん」だったのだ!
    会社の同期にやたらと煽られて、「おじさん」だと言われ続けていたが、
    私は「お兄さん」だったのだ!!

    小さい女の子だけではなく、その母親も同意したのだ。
    「お兄さんじゃないよ、おじさんだよ」と母親が訂正していたら、こうは書かない。
    かああー!やったぜ!!お兄さんと結婚しよ!!!

    私が気が付かなかっただけで、私の近くに居た他の人、
    もしくは遠くの方に居た知人を指して「お兄さん」と言っていた可能性もある。
    絶対に私を指して言ったとは、言い切れない。
    しかし客の数が少なかったし、私を指して言っていただろう。
    私は幸せな勘違いをしておく。


    ……しかし、実際のところ、私自身もそろそろ「おじさん」の自覚が出てきた。
    年齢的に「お兄さん」は厳しいだろうと思っている。
    (年齢だけの問題であって、他は特に変わったつもりはない。まだ若いはずだ。)
    しかも私は学生時代から、ずっと老けて見られていた。
    今まで生きていて、実年齢よりも下に見られた事が無い。

    お兄さんかぁ……。今日の出来事は数年間、私の心の中でリピートし続けるだろう。
     

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