2016-10-16 23:19 [Sun]
ヒットマン の録画を観た
» 映画
2007年の方の映画。およそ5ヶ月前の録画だ。2015年にリブートされた方の映画も気になる。
前評判があまり良くなく、観る前から身構えていたが杞憂だった。
今回観た2007年版のヒットマンの映画は、割と良かった。
少なくともHitman: Absolution よりは良かったように思う。
(ちなみに私はヒットマンについて詳しくない。Hitman: Absolution が初体験)
ヒットマンのお馴染みの行動とされる物も網羅されていた。
シルバーボーラー?の二挺拳銃を胸の前でクロスして持つ。
両手を広げる感じで二挺拳銃を構える。
体育座りとは違うけど、スナイパーライフルの独特な構え方。
双眼鏡代わりにスナイパーライフルを使う。
スーツケースに組み立て式のスナイパーライフルをしまう。
バーコードハゲを隠せていないバレバレな変装をする。
……とかかな。
「おー、これはゲームのヒットマンを再現しているな」
と感じさせるシーンの数々だった。
オペレーターもお馴染みのダイアナだった。
背中に2本の刀を隠していたのは知らなかった。
どちらかと言うと、絞殺用のワイヤーのイメージがある。
もちろんワイヤーで殺害するシーンもある。
ヒットマンをテーマにしているためか、全体的にグロテスク。
ゴア表現満載で、日本のゲーム会社では作れない表現に溢れていた。
大量の血しぶきは緑にする必要があるし、
人間を虐殺するのはマズイから、ゾンビにする必要もある。
画面を真っ黒にして声だけにしたり、モザイクをかけたりするのもアリだろう。
撃たれた人間は出血せずに、やられた声だけ叫んで、スッと消えたりな。
……安心して欲しい。PG12の映画なので、規制なく観られた。
もしかするとカットされたシーンがあったかもしれないが、気にならなかった。
地上波で放送して良いのかと、逆に感心した。
Z指定でも上記のような規制が必要なゲームは辛い。
Hitman: Absolution に規制があったのかは知らないが、
ここまでゴアな表現は無かったと記憶している。
ゴア表現のおかげなのか、とにかくガンアクションがクール!
爽快で気持ちがいい。完璧主義的な47の活躍が良い。
Hitman: Absolution のような口だけハッタリおじさんじゃないよ!
ボンドガールのおっぱいも満載だ。
まさかのシーンでビックリした。
中盤はおっぱいシーンやエッチシーンのオンパレード。
原因は途中でボンドガールが色気を見せ始めたせい。
全部、あの女が悪い!47の無欲さは悟りを開いているレベル。
残念な点はシナリオだろう。
単純なシナリオを、回りくどく、分かり辛く、ゴチャゴチャにした感じ。
何を言っているのか、途中で置いてけぼりになった所もあった。
終わってから振り返ると、本当に単純な話だった。
よくある単純な話なのに、矛盾を抱えている点も謎である。
Wikipediaを読むと小ネタが書いてあって面白かった。
さすがにヴィン・ディーゼルは、47に相応しくない。
今回の映画の配役は良かったように思う。かっこいい。
ヴィン・ディーゼルは、ちょっとマッチョ過ぎるし、他の映画のイメージもある。
クールな暗殺者というよりは、熱血で破天荒な破壊者のイメージだ。
結論、アクションシーンとおっぱいが見所。
ストーリーは残念だけど、アクションがカッコイイから私ならば許す。
アクションシーンだけ何度も観たいぐらい好き。
ゲームのヒットマンを踏襲しているシーンが含まれているのも好感だ。
(昔のヒットマン好きには、好きになれない映画のようだが)
映画の冒頭で、アイドスに捧ぐ的なメッセージが出るだけある。
ところで47のバーコード部分って、数字が書いてなかったけ?気のせい??