2016-01-13 20:32 [Wed]

3DCGの未来はポリゴンじゃない?

    » 日記
    久しぶりに、珍しく技術的なお話。
    しかも、5年前の話だよ!!
    個人的には知らなかったし、
    「ほーん」
    って思ったので、「ほーん」って思って下さい。

    日々是遊戯:
    「一切ポリゴンを使っていない超リアルな3DCG」ってどういうこと?
    http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1108/03/news025.html

    GameSpark
    最新グラフィック技術『Unlimited Detail』のデモ映像に『Minecraft』の作者が苦言
    http://www.gamespark.jp/article/2011/08/03/29179.html

    スパ君の記事は、ソースがKotakuになっているけど、
    かなり似た記事を、GIGAZINEでも見た気がするなぁ。
    記事が見つからなかったから、スパ君の方を載せるけどね!!

    三角形の板なり、四角形の板なりを、合わせたのがポリゴン。
    このUnlimited Detail Technologyっというヤツは、ポリゴンじゃなくて
    点の情報を合わせて、絵を作っているようだ。
    検索していたら、日々是遊戯が引っかかって、最近初めて知った。

    記事にしたくせに、自分でもイマイチ分かっていない。
    そもそも、Unlimited Detail Technologyの続報が無い。
    更新が2013年で止まっているようだ。

    Unlimited Detail Technologyの開発を行っている
    オーストラリアの会社。(※当たり前だけど、リンク先は英語だよ)
    euclideon
    http://www.euclideon.com/transcripts.html



    上記の説明で、ポリゴンは三角形、四角形の集合と書いた。
    平面の板として三角形をモデリングすると、頂点数3。
    四角形だと、4。

    Unlimited Detail Technologyを用いると、
    三角形や、四角形を無数の点で描く事になるのかな。
    イメージ的には、ドット絵の世界。

    立体の話にすると。
    四角錐は、底辺が四角形の立体的な三角形。
    (分からない人はググってみよう!)
    四角錐をモデリングすると、頂点数5で出来るのかな。

    この四角錐を、Unlimited Detail Technologyで作ると
    無数の点で作られる事になる。
    イメージ的には、立体的なドット絵なのかな。

    リンク先の動画を見てみると、確かに「スゲー!!」って
    思うのだけど、気になった事がある。

    草木が揺れたりしていない。

    まだ開発途中だからなのかと思ったけど、さらに調べてみると
    どうやらUnlimited Detail Technologyは、アニメーションに未対応らしい。
    これから対応するのかな?

    さらに疑問に思った事。

    リンク先を読んでいると、
    > ポリゴン数に換算すると約21兆ポリゴン分に相当
    (約21兆ポリゴン=頂点数21兆の倍以上)
    という文言が登場する。

    最近のAAA大作ゲームを思い出して欲しい。
    ウィッチャー3でも、GTA5でも、MGS TPPでも良い。
    ゲーム中に登場する草木は、とてもリアルだ。

    だけど、絶対に21兆ポリゴンも使っていない。
    21兆ポリゴンも使うと、ゲームのFPSが出なくて、
    現行の超ハイスペックPCを使っても、ゲームにならないだろう。

    森の場面に足を運ぶと、その場面だけで100兆ポリゴンなんて
    簡単に超えて、とんでもない頂点数になるだろう。

    だから見た目がリアルな範囲で、変わらない範囲で、
    頂点を省く作業を行う。
    ちょっと古くなるけど、MGS4のオールドスネーク。
    彼のポリゴン数は1万4千程度らしい。
    でも、十分リアルでしょう?

    グラフィックが綺麗の代名詞、FFシリーズの
    ライトニングさんですら、ポリゴン数3万程度。

    つまり何が言いたいのかというと、
    約21兆ポリゴン分相当の絵が必要なのだろうか……?
    某蓮舫さんみたいな言い方だけどww

    フルHDから、4Kの時代に変わっていく中で、
    より大きな解像度で絵を出す時は、より多いポリゴン数で!
    っとなるのだろうか。

    マインクラフト作者さんの苦言も分かる気がする。
    そしてVR時代の3DCGは、Unlimited Detail Technologyのような
    さらなる技術が使われそうだ。

    でも現状だと、まだまだ使えなさそう。
    これからの技術革新に期待!

    個人的には、人体の関節部分の破綻が気になる。
    あと、髪の毛が突き抜けたり、ヒラヒラの布が固かったり、
    水回りの表現とか……アアアーッ!!
     

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