2010-12-04 03:23 [Sat]
Life is work
» 日記
ヒゲがモジャモジャリュックを背負っていて、荷物が山ほど
小汚いオッサン
そんな明らかなホームレス風のオッサンが
ブツブツ独り言を言いながら目の前を歩いていた。
いつも通り終電帰りだったので、時間は既に0時半頃。
誰もいない、いつもの帰宅路。
街灯も消えた薄暗い道に、今日は見かけないオッサンが一人。
仕事が上手くいかずムシャクシャしていた私は
疲れてフラフラと歩いていた。
スーツを着いて、メガネをかけ、手持ちカバンを持ち、
皮靴を履いた私は見た目は立派なサラリーマン。
オッサンの歩くスピードは驚くほど遅く、
みるみるうちに縮まる、対照的な二人の距離。
近づくにつれて、オッサンの独り言がよく聞こえるようになってくる
しかし私はそんな事に興味はなく、オッサンを
横切って通り過ぎようとした
そのとき